シューティングラーヴェ(はてな)

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『深い』デッキ

今日久々に名古屋から友人が帰ってきてたので、少しタッグデュエルなるものをやってきました。
その際デッキを借りたのですが、その際思ったことがある。

デッキには、それぞれの深さがある。
それはイメージ的な話だけではなく、戦術や流れの深さだ。
例えば、ミンゲイを軸にしたライダーデッキを作り、それにフェルグラントを入れるとする。
所謂【フェルグライダー】というデッキになるわけだが…
デッキの終着点が『フェルグラントを強化蘇生する』に決定されてるため、それ以上先の戦略がないわけだ。
勿論ライダーの制圧力や、準備にそれほど時間がかからない点
スロットをさほど圧迫しない点で安定性はそれなり。
ただ『フィニッシャーがワンパターン』というジレンマが起き、使用してる内に飽きが早かったりする場合も多い。

対して知り合いのデッキ。暫定的にスーパーナチュルビートとでも名付けておこうか。
彼の作るデッキは基本的に回りが遅く、受動的に発動するカードも多い。
…が、時間をかければかけるほど、動きが多彩になるし、最高打点やコンボも広がっていく。
次ターンに何してくるか見当もつかないので、戦ってて面白いと感じる事も多々ある。

たまに後者のようなデッキをスピードの遅い紙束と評する人もいるが…。
実際回してみるとスピードは控えめながらもキチンと『流れ』が出来ていて、フィニッシャーも無限にいる。
正直回していて「こういうデッキもあるんだな」と思い知らされた。

ところで俺は昔、パワーツールのデッキを組んだ経験がある。
リサイクルで装備魔法を無限にデッキに戻し、ひたすらツールを強化してぶん殴っていくデッキなのだがけど…。

結局の所終始ブラックボンバーでパワーツール呼びまくってるだけなので、すぐ崩してしまった。
準備も墓地に1枚あるだけでOK+カード1枚で呼べる切り札…。
確かに便利で強かったのだが、それ以上が無いというのはやはり物足りなさを感じてしまう。

…ああわかってる、それは俺の中で

青眼の光龍に惚れ過ぎてしまった結果なんだろう。

正直セイヴァースターの召喚難易度もっと上げていいんじゃね?とか思ってる時点で末期だ。
セイヴァーは間違いなく切り札として最上級の効果なのに、それ以上の切り札を求めてしまっている俺がいる。

ともかく、何度も回しても楽しめるようなデッキをもっと増やさなきゃいけないな。
それも出来るなら、限界が見えないような深いデッキを目指していきたい。