さて、エクシアとフリーダムがぶいぶい調子乗ってる一方―― クアンタさんの勝率は順調に下がっていた 色々な意味で『一機で戦場を動かす』ことができなくなり、連携の取れないシャッフルでは苦戦を強いられ―― って言い訳はいい とにかく俺が使いこなせてない…

※当記事は遊戯王Oカード prologue-Lastまでのネタバレを含んでいます 興味ねーよという方やネタバレが嫌な方は戻るボタンを押してください。 どうも、書き終えたのにビクビクしてる穂しくずです オリジナル読んで頂いた方とかノリが違い過ぎて置いてけぼりに…

○○○ 「――なんで、助けてくれたの？」 意識を失った転武君を保健室に2人で運び終えた後、蒼菜は白矢に疑問をぶつけた。 手には奪われたはずのカードファイルが、しっかりと握っている。 「なんで……？」 「だっておかしい。人間には興味が無いって言ってたし、…

「ちっ……たかだか＜ゴヨウ・ガーディアン＞を倒した程度で調子に乗ってんじゃねぇぞ？」 だが転武は、下卑な表情で白矢を笑う。 自分の勝ちを信じて疑わない顔だ。 「俺の手札には――てめぇの場を全滅させるカードが眠ってんだよ。その名も――」 《ブラック・…

輝きが増していく。 それは何の変哲も無い、シンクロ召喚の光。 彼の使ったカードも、それを物語っている。 《ナチュラル・チューン/Natural Tune》 † 通常魔法 自分フィールド上に表側表示で存在する レベル４以下の通常モンスター１体を選択して発動する。…

蒼菜が自らの心中に戸惑っていると、転武は下卑た笑みを浮かべる。 「偉そうな事言ってくれちゃってるけどなぁ、お前はどうなんだよ。白矢ぁ！」 「……」 「すぐに黙らせてやるよ。俺は＜クレボンス＞と＜イエロー・ガジェット＞をチューニング！」 クレボン…

「引き金はお前が引いた。だから先行は俺だ――ドロー！」 白矢は達人が弓を引くような自然さで、デッキからカードをドローする。 それを見た蒼菜は、思う。 白矢君は一体、どんなデッキを使うんだろうか――と。 「手札から２枚のカードを罠、魔法ゾーンにセッ…

バンバンシィ！ ババンシィ！ 皆さん如何お過ごしでしょうか？ 俺は諸事情でしばらくＥＸＶＳと割と疎遠でした が、やっぱなんだかんだでやりたくなるもので、いい雰囲気の時にちょこちょことやってました。ってなわけで持ち機の現状報告 ガンダムエクシア 7…

最近割と好調な光龍さん 最期のバトロワでも順調に攻撃力を上げ、序盤にも関わらず攻撃力６５００まで上昇。 対象無敵もあるし、早々倒されはしない。攻撃表示モンスターに手当たり次第噛み付いて遊んでいた。 すると―― ？？？「これが私の、最善の策だ！」 …

最近デッキ構築をほんの少し昔に戻し、絶好調なデッキがあった。 それは―― 光龍さんである 聖刻寄りの構築よりも今のが断然強いです。回しして楽しいし＾ｑ＾ そんなこんなで調子に乗っていた俺。 運良く初手未来融合で出てきた＜Ｆ・Ｇ・Ｄ＞で、ブイブイ暴…

「わからせてやる！ 俺のター……」 「待て、先行はフェアに決めるべきだ」 憤懣の色に染まった転武が強引に先行で決闘を始めようとしたが、白矢はそれを制止する。 「言い出した方が自動で先行で始めていいなどというルールはない。よって――ダイスで決めるべ…

今回自分が更新したのは治輝ｖｓ神楽屋さんルート http://blogs.yahoo.co.jp/originalstage/8903105.html 神楽屋さんルート開始のアドレスはこちら！ http://blogs.yahoo.co.jp/originalstage ＴＯＰはこちら！ 更新当初はマディラが大好きで、専用デッキを…

「何とかローズの効果で＜激昂のムカムカ＞の効果を無効！ そして撃破！ 隣のモンスターで更に伏せモンスターに攻撃！」 「＜磁石の戦士γ＞にＤ２シールドヤァ」 「守備力３６００……だと」 俺の使用デッキは＜マグネット・オシリスのムカムカする休日in埼玉…

この記事は新しく執筆中の 『遊戯王Ｏカード』についてのネタバレがあるかもしれませんが、まだ04までしか進んでいないので多分問題無いと思います。 興味の無い方には退屈な記事だと思うので、該当する方はまるっと戻るボタンを押してお戻りください という…

アプデ日にゲーセンへと乗り込めー＾＾ したら解禁機に戦慄を覚えた穂しくずです。 正直1択ゲーの方が大好きな俺ですが、家庭用のお陰で機体選択の幅が無駄に増えてきました 今回はかるーくそれらの機体の現状をご紹介 フリーダム ４４戦２８勝１５敗（勝率…

落ち葉を踏み締める音が、辺りに響く。 午前授業の為、現在周りに他の生徒の気配は無く、それがこの場所――体育館倉庫の裏を酷く静かに感じさせる。 心臓が跳ねるように脈動する。 足が細かく震える。 それでも、彼女は――蒼菜はこの場所に来た。 やけに拓けた…

「……白矢君、これはなんですか？」 「俺のカードファイルですが、何か問題が？」 「……それは科学の授業において、何の役に立つとお考えですか？」 「それは難しい質問ですね。放課後までに提出します」 「しなくていいですから持ってこないでください！」 科…

隣の席にいる白矢君は、元々同じ学校の生徒だったらしい。 クラス等が違ったので見た事はなかったが、彼の噂は聞いた事があった。 一言で言うなら 『限定カード収集家』 手に入り辛いカードや高レートカードを手に入れる為に全てを賭けているような生徒で、…

出発が少し遅れただけの、いつも通りの朝だった。 それでも遅刻だけはしないように、いつもより少し歩調を速める。 それがいけなかったのだろうか。 足元に違和感を覚えた次の瞬間、大きく体のバランスを崩してしまった。 手に持っていたファイルが零れ落ち…