ｖｓ光と闇の龍達

ということで序盤でクェーサーをシンクロ召喚した俺

偶然グローアップバルブの効果でファントムが落ちたので、更にそれを付与。
正直割といけ好かない効果な主役カード（笑）ではあるが、効果は強力だ。
このカードの召喚に成功して負ける事は殆どない――等と言っても差し支えない程に。
俺のデッキはスターダスト特化デッキなので、ライブラリアン型程早々ホイホイ出てくるカードではないのだが、それでもこのカードを攻略する決闘者は少なかった。

……はずなんだけど

何で貴方はそれを何度も越えてくるんですか？

信じられないようだが、彼は最終的にクェーサードラゴンを2度も戦闘破壊した。そして発言した台詞が「クェーサー戦おもしれー」である。

わけがわからないよ

彼は本当の意味でのライトエンド使いなのかもしれない。
ここまで自在に使いこなしていたのはあさるとさん以来かも。
今思うとライトエンドは散々格好いい方法で俺の光龍を倒してきたモンスターだ。

「トルネードで攻守半分にする！」
「まだ攻撃力は４０００残ってる！」
「ライトエンドで光龍に攻撃！効果発動！」
「まだ２５００ある！ライトエンドを迎撃！」
「トルネードで攻撃ィ！」
「ぐわあああああああああああ」

苦いけど印象深い思い出である

しかし、今回のアヤワさんは全く隙がない。
一戦目、シールドウイングで耐えてからセイヴァースターで――等と思っていたら一瞬で負けてしまった。わけがわからないよ

彼の今回の使用デッキは『ライト&ダークエンド』デッキ。両シンクロモンスターの特化デッキである。
対する俺はスターダスト特化ドラグニティである『アトナリティ』

互いに一戦ずつ取り（二戦目は気分的に負けだったが）最後の一戦。
が、とても追い詰められていた。

スターダストやシューティングスターはダークエンドを始めとした光闇に蹂躙され、ライフもお互い残り少ない。
残ったモンスター守備表示のデブリドラゴンと、フォーミュラシンクロン。
チューナー二体で相手のライトエンドは倒せない。

俺の取るべき道は――

①金華猫を召喚し、ミスティックバイパーを蘇生、その効果でドローして逆転に賭ける。
②金華猫を召喚し、エフェクトヴェーラーを蘇生。フォーミュラを壁に出しつつドローする。
③ドローを諦め、シールドウイングを守備で出して時間を稼ぐ。

の３つ。
①は運良くレベル１をドローできれば二枚のドローが可能。
②は壁を残しつつドローができる。ドローが微妙でも、フォーミュラが一体でも残れば…
③は安全策。このターンの逆転は諦め機会を待つ。

皆なら、どんな手を打つだろうか。
エクストラデッキにはレベル６は既に切れていて、スターダストを呼ぶのは非常に難しい状況だ。
そもそもスターダストじゃライトエンドには勝てない。

俺は待っても結局勝ち目が見えないと、フォーミュラが場に残っている今が勝負所だと判断。

「……ミスティックバイパーの効果発動！」

《ミスティック・パイパー》
光　星1　魔法使い　ATK/0　DEF/0
このカードをリリースして発動する。自分のデッキからカードを1枚
ドローする。この効果でドローしたカードをお互いに確認し、レベル1
モンスターだった場合、自分はカードをもう1枚ドローする。「ミス
ティック・パイパー」の効果は1ターンに1度しか仕様できない。

「一枚ドロー！……＜エフェクトヴェーラー＞！！レベル１を引いたので、もう一枚ドローできる！」

エフェクトヴェーラーがあればダークエンドが現れても対処できる。
よし、と思いながらもう一枚をドローした。

俺「えっ」

そのカードのお陰で、結果的に俺はセイヴァースターを召喚。
ライトエンドの効果を封じ、逆に利用してブラスターソニック！で何とか勝利できた。
どう見ても運ゲーです本当に（ｒｙ

でも、本当に激しい決闘だった。一戦目なんか

アヤワさん「ダークエンド！ライトエンド！光と闇の龍を同時召喚攻撃！」
俺「わけがわからなうぎゃあああああああああ」

こんな感じでボロ負けしましたし

終始息のつかない展開の連続で、本当に素晴らしい攻防ができたと思う。
やっぱりお互いの切り札同士がぶつかり合う決闘って楽しい。またやろうぜ！