シューティングラーヴェ(はてな)

シューティングラーヴェの移行先

オシリスの天空竜を超えし者





イメージ 1

穂「マシンナーズフォースに攻撃。サンダーフォース!」 うでっきさん「ぐああああああ!」
オシリスマジつええ……

前回は倒すべき『敵』として対峙する側だったが、いざ味方として使役してみると想像以上に強い
召雷弾の制圧力も勿論なのだが、魅力的なのはその攻撃力

手札に温存、または回収が容易なバニラモンスターとこのモンスターとの相性は抜群だ。
平均攻撃力は4000を基本超えていたし、前回苦渋を舐めさせられたマシンナーズ・フォースを正面から殴り倒した時の攻撃力は7000をマーク。本当の意味での『切り札』になれたと思う。

ともかく、出したら制圧する間もなく大ダメージ→勝ちが多かったオシリスの天空竜
調子に乗ったまま、シーブ君の対決に入る。





イメージ 6




決闘中盤、満を持して召喚されるオシリスの天空竜   (作・うでっきさん

手札は5枚――攻撃力5000のサンダーフォースを食らい、シーブ君に大ダメージを負わせる事に成功する。
が、彼は不敵に笑った。

「余程その神がご自慢のようだが……その程度で僕は止められないぞ?」
「なんだと……?」
「ドロー。――来たか。僕は墓地の機械族と獣戦士族を除外して、バルバロスUrを特殊召喚する!」

《 獣神機王 ( じゅうしんきおう ) バルバロス Ur ( ウル ) /Beast Machine King Barbaros Ür》

効果モンスター 星8/地属性/獣戦士族/攻3800/守1200このカードは、自分の手札・フィールド・墓地から 獣戦士族モンスター1体と機械族モンスター1体をゲームから除外し、 手札から特殊召喚する事ができる。 このカードが戦闘を行う場合、相手プレイヤーが受ける戦闘ダメージは0になる。

出てきたのは、攻撃力3800の特殊召喚モンスター
そしてそれと同時に、シーブ君は<思い出のブランコ>を発動し、更なるモンスターを召喚する。


ゴギガ・ガガギゴ/Gogiga Gagagigo》

通常モンスター星8/水属性/爬虫類族/攻2950/守2800既に精神は崩壊し、肉体は更なるパワーを求めて暴走する。その姿にかつての面影はない…。

オリシスの召雷弾が、二体のモンスターを焼き払わんと放出される。
だが、破壊効果は2000以下のモンスターにしか適用されない

「耐えきったぞ――召雷弾!」
「確かに耐えはしたみたいだが、攻撃力は2000下がっている。そのモンスター達で攻撃力5000のオシリス相手に何ができる?」
「……僕は、この2体を生贄に捧げる!」
「えっ」

イメージ 2

「来い――霧の王!」

ここで出てきたのは、まさかの霧の王
合計攻撃力が贄にした臣下の質によって変動するその効果は、正に王の名を冠するに相応しい効果だ
何よりイラストの美麗さには胸が熱くなる逸品である

その攻撃力は、元々の攻撃力の合計値 つまり召雷弾で下降した数値は意味を成さない

バルバロスUrの攻撃力3800
ゴギガガガギゴの攻撃力2950を加え、6750

攻撃力5000のオシリスを、彼は召喚制限のある状態で、確かに超えたのだ。
だが

「結構な攻撃力だが、一つ忘れてないか――? オシリス、召雷弾だ!」
「ッ――」

イメージ 3

これで霧の王の攻撃力は4750に下降 オシリスを下回った

これぞ神の威光だと言わんばかりの超能力 召雷弾

攻撃力が5000あるのなら、5000を上回れば勝てる――それが通用しないのがオシリスだ。
単純な直接対決では、神に勝つ事等不可能なのだと
だが、それでもシーブ君は不敵に笑う

「召雷弾の効果――そんな事百も承知さ。僕はそれを受け止めた上で、神を穿つ!」
「なん・・・だと」
「装備魔法<レプティレス・アンガー>を霧の王に発動!」
「……なんだっけ効果」
wiki見てください」

《レプティレス・アンガー/Reptilianne Rage》

装備魔法装備モンスターは爬虫類族になり、攻撃力は800ポイントアップする。また、このカードが破壊され墓地へ送られた時、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択する。そのモンスターの攻撃力は800ポイントダウンする。

ふむふむ、簡単に言えばオマケ効果が多々ある攻撃力800上昇装備魔法か
ん、ってことは……


「霧の王の攻撃力は4750……って事は」
「アンガーを装備することで、攻撃力5250に上昇――オシリスの攻撃力、上回ったぞ」
「……」
「終わりだ、天空竜ッ!」

イメージ 4

霧の王の剣から放たれる、ビームのような閃光

オシリスの天空竜はそれを一身に受け、粒子となって消えていった(イメージです)
以降も決闘も続いたのだが、それはまた別の話。
ただ、彼の華のある神の攻略を見て、感嘆を覚えた

そういえば、オシリスを正攻法で倒されたのは、これが初めてだな――と

彼が偶然wwww偶然ですよwwwwと謙遜をしても、とりあえず一つの言葉を送りたい








イメージ 5

ガッチャ、楽しい決闘だったぜ!