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【遊戯王】融合HEROvsライトロード【vs手札誘発】





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一か月前の話 俺は勝利を確信していた

「こちらにはエアーマンに加えガイアにZERO。そして2回攻撃のエクスカリバー!(アサルトアーマー解除効果) そちらの場にはライトロードサモナー一体のみ、伏せカードはなしこれで終わりだ!」
「そう思うならやってみろよ!」

 だが、同時に思考は常に最悪を考える。
 相手のルミナスの攻撃力はトルネードの効果で500
 一見取るに足らない攻撃力――だが、オネストもしくはゴーズの存在がどうしてもチラつく。
 
 

オネスト/Honest》 

効果モンスター(制限カード)星4/光属性/天使族/攻1100/守1900自分のメインフェイズ時に、フィールド上に表側表示で存在するこのカードを手札に戻す事ができる。また、自分フィールド上の光属性モンスターが戦闘を行うダメージステップ時にこのカードを手札から墓地へ送る事で、エンドフェイズ時までそのモンスターの攻撃力は、戦闘を行う相手モンスターの攻撃力の数値分アップする。

「――ルミナスに、エアーマンで攻撃!」 
「へぇ、ならオレは<オネスト>の効果発動! 攻撃力を2300にアップさせて迎撃するぜ!」
「くっ……でもこれでお前はソイツを守る手段はないはず。マスクチェンジ発動! 来い――!」

《 M・HERO マスクドヒーロー  ダイアン/Masked HERO Dian》 

融合・効果モンスター星8/地属性/戦士族/攻2800/守3000このカードは「マスク・チェンジ」の効果でのみ特殊召喚できる。このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、デッキからレベル4以下の「HERO」と名のついたモンスター1体を特殊召喚できる。
「これで攻撃可能なモンスターはダイアンが呼ぶモンスターとダイアン自身。そしてZEROにエクスカリバーの2回攻撃――どう足掻いても俺の勝ちだ!」
「……」
 HEROがダイレクトアタックを仕掛け、ライフポイントを確かに削る。そして――








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俺は敗北した

 ミラクフュージョン2枚 潤沢な墓地
 死者蘇生
 マスクチェンジ
 アサルトアーマー

 それら全てを、ライトロード使いの彼はバトルフェイズを終了させることなく全てしのぎ切った
 
「攻撃――」「オネストッ!
「攻撃――」「ゴーズッ!
「攻撃……」「ドラゴエディア!

 そして裁きの竜の効果ですべてを破壊され、俺は負けた。
 フェーダーや罠の類を使わずに、がら空き同然のフィールドであれほどの攻撃を凌いでくる決闘者がいるだろうか?
 それは普段相手にしているDT勢にはない、ある意味での異質な強さ。
 
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だから、リベンジだライトロードォ!

 余りオフに頻繁に来てる人ではないのだが、幸いにもその機会は訪れた。
 一戦目は裁きが上手く通り敗北。2戦目は押し切って勝利。
 そして3戦目――

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あかん、融合使い切った。

 残るモンスターはアブソリュート・ZEROのみ
 そんな状況でなんとかダイレクトアタックを通したのだが……

「……んー。まぁ、いいか」
「(何を迷ってる……いや? ゴーズかトラゴエディアを握っている?」

 本来なら気のせいかもしれないと思ったかもしれない。だが、こちらにはZEROがいる。
 ゴーズ呼べるけどZEROいるからやめておこう そう思うのはむしろ自然ではないだろうか。
 だが、仮にゴーズを握っていた事がわかったところで何ができるわけでもない。
 ZEROは相手のルミナスに破壊され、お互いの場はフィールドはガラ空き。
 だが手札のワイルドマンで攻撃したら最後、ゴーズから空からヨロレイヒーである。
 抑制できるZEROは墓地にいってしまった上に一枚積みの為、もう呼び出す事は敵わない。
 しかしこのまま手をこまねていれば裁きの竜を呼ばれる――
 そう思い、とりあえずなんか来いとドローする。いいプランなんか何もないままに。





 
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「あれ――そうか、これを使えば!」

 と内心ガッツポーズを取りつつ「くそっ、とりあえず少しでもライフ削るか」 という虚言を吐きつつワイルドマンでダイレクトアタック。当然――

「お、なら俺は冥府の使者ゴーズ特殊召喚するぜぇ」

 ゴーズが、出てくる。




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「ゴーズ――そいつを待ってた! 俺のドローカードを教えてやる! <マスク・チェンジ>!!」
「な!?」
「ワイルドマンはダイアンに進化。その攻撃力はゴーズより上! そしてその効果で、カイエントークンを倒すHEROを呼び出すこともできる!」

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なんとかゴーズを撃破!

 だが、すぐさまダイアンは次のターンライコウによって破壊。 
 こちらの場にはヒートがいるが、それだけではトドメは刺せない。
 手札にアナザーネオスはあるが、それでも留めには一歩足りない。

 ……ドローカードでどうにかするしかない、ドロー!






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……このカードじゃ倒せない……

 返しのターンに温存するべきか?
 しかしこのカードは手札コストが必要で、次のターンに備えるなら手札のアナザーネオスは温存しなくてはならず、それでは相手のLPを1000以下にすることができない。裁きを引かれたらその時点で終了だ。
 だけど、悪いカードじゃない。相手ターンの迎撃にも役に立つカードだし、まずは攻撃するしかない!

「よし、ヒートでダイレクトアタック!」
「お、じゃあ手札からトラゴエディアを特殊召喚するぜ」

《トラゴエディア/Tragoedia》 

効果モンスター(準制限カード)星10/闇属性/悪魔族/攻   ?/守   ?自分が戦闘ダメージを受けた時、このカードを手札から特殊召喚する事ができる。このカードの攻撃力・守備力は自分の手札の枚数×600ポイントアップする。1ターンに1度、手札のモンスター1体を墓地へ送る事で、そのモンスターと同じレベルの相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択してコントロールを得る。また、1ターンに1度、自分の墓地に存在するモンスター1体を選択し、このカードのレベルをエンドフェイズ時まで、選択したモンスターと同じレベルにする事ができる。
 
 まだ残してたか
 仮にアナザーネオスを召喚したとしても、またこれに阻まれていたらしい。
 ドラゴエディアはいざとなればさっき引いた<超融合>で除去できるし、裁きさえ来なければ……ん?


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あれ、発動できないはずだった超融合が使える状況だぞ!?

 こうして自分の手札だけじゃ発動しようがなかった超融合は<トラドエディア>が発動トリガーとなり、攻撃力3000のエスクリダオの召喚に成功。決闘に勝利することができたのだった。なんだこれ  

今回のまとめ
ゴーズを召喚される→そのターンたまたまマスクチェンジ引いた
トラゴエディアを召喚される→そのターンたまたま超融合引いた。





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今日も、車の事故には気を付けよう

 個人的に引きたいカードをイメージしてドローする事が多いのだけれど、ドローでそれとはまったく別の解決策を見せてくれるこのデッキが、俺は心から大好きです。
 これかもよろしくな!