病み上がりに電話はやめましょう
「」が俺『』が変な知人
今日も変な電話がかかってきた。
『あけおめー』 「はいもしもし」 『あけおめ前線が沖縄から北上してるねー』 「……あけおめってイメージとしては冬じゃね?沖縄からっておかしいだろ」 『……じゃあ、北海道から南下してくると?』 「のが自然だろ」 『――初めて知った!』 「……orz」
今日も相変わらず変でした
もうちょっと常人らしく振舞えばいいんじゃなかろうか、俺みたいに。最近電話の内容晒すのはマナー違反な気がしてきたが……面白いんだから仕方ない
いきなり深夜とかに掛けてくるんだしこれくらいの役得があってしかるべきだと思うね。ああ思うね。
だけどそっからの会話がこう、酷かった。
『60台くらいのおばさんにさー。「色気がないねアンタ!」って言われた』 「おお、そりゃ酷い発言だな」 『でしょー。ところでさ』 「うん?」 『今好きな人っている?』 「ほぇぁ!?」
俺この台詞、勝手に死語だと認定してたんですけど
まぁいきなりそんな事を聞かれて話すわけもなく、言葉巧みに話を変えようと頑張る俺。
「そういや最近」 『好きな人っている?』 「仕事の方は?」 『うんうん――で、好きな人っている?』 「話変えさせろよ!」 『今日は初心一徹なノリでいこうと思う!』 「四字熟語か。四字熟語はいいよな」 『うんうん、で(ry』
「やべぇ咳出てきた。そろそろ電話切らないと」 『大丈夫、私も風邪引いてるよ!』 「それお互いの為に今すぐ切るべきだよね!?」
PS
どう見てもフラグですって思ってる人いるかもしれないが、俺に限ってそれはないからな!
さっさとクスリ飲んで寝よう、そうしよう。
どう見てもフラグですって思ってる人いるかもしれないが、俺に限ってそれはないからな!
さっさとクスリ飲んで寝よう、そうしよう。