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遊戯王オリジナル episode-81までの言い訳

そこまで気にして見て頂けている人は少ないと思いますが
一応【遊戯王オリジナルepisode-81】までのネタバレを多大に含みます。
興味の無い方や、まだ見てない、という方は戻るボタンを押し、ブラウザバックしてください。






























今回程、更新が怖いと思った事はありませんでした

理由は色々ありますが、まず代表的なのは最初の言い訳記事の一部分。

作者個人のこだわりとして、この小説はオリジナルカードが『殆ど』出てきません。
勿論尊敬すべき有製さんの小説や、オリカセンスMAXのシーブ君の小説も大好きなのですが……
やっぱ『実際の決闘で出来るコンボ』っていうのを見てるとワクワクしてくる性質なんですよ、俺。

この記事に共感してくれた方も多く居て、そういった方からのメッセージ、コメントを頂いた事もあります。

オリカに力を入れる俺、オリカを使わない星屑さん。正反対だけれど、そこに「拘りがある」って事は同じだと思います。つまりお互い頑張りましょうって事で!

こういった嬉しいコメントを頂いた事もあります。
正直、もうオリカ出さない方がいいんじゃないか?とも思いました。
オリカの無い小説を求めている方が大部分を占めているんじゃないか、とも思いました。

でも、最終的には出しました

理由は色々ありますが、このカードは書き始めの頃から『出す!』と決めていたカードだという事。
そして、治輝にとってこのカードは色んな意味で必要なカードだということ。

もし読者の皆さんの中で「結局オリカかよ」と感じてしまった方がいたら、それは申し訳なく思います。
でも、読者の皆さんの中で
「これでよかったよ!」と本気で感じて頂いた方が一人でもいれば、それは嬉しい事ですよね。

そして私にとっては、今回のオリカは必要な物でした。
多数の反響をもらっても、それは変わらないと思います。



<-蘇生龍-レムナント・ドラグーン>について


そんなわけで、今回いろいろ悩みの種だったオリジナルカード。レムナントさんの紹介です。

<-蘇生龍-レムナント・ドラグーン>
効果モンスター(オリジナルカード)
星8/光属性/ドラゴン族/攻2200/守2200
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上のドラゴン族モンスターが3体以上リリース、
または3体以上破壊されたターンに手札から特殊召喚できる。
このカードが手札からの特殊召喚に成功した時、このターン破壊された、またはリリースされたドラゴン族モンスターを可能な限り、墓地または除外ゾーンから手札に戻す。
このカードが戦闘を行うダメージステップ時、手札のドラゴン族モンスターを相手に見せる事で発動できる。
このカードの攻撃力はエンドフェイズ時まで、見せたカードの種類×1000ポイントアップする。
このカードがフィールドを離れた時、自分は手札を全て捨てる。
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
自分はモンスターを通常召喚・反転召喚・特殊召喚する事ができない。

長い!三行でまとめろ!って思う人もいると思うので、まとめます。

超強い
スピリット
ドラゴン

<スピリット・ドラゴン>ってなんぞや?って人の為に。いつもお世話になっているwikiから抜粋。

《スピリット・ドラゴン/Spirit Ryu》 †

効果モンスター
星4/風属性/ドラゴン族/攻1000/守1000
このカードが自分のターンに戦闘を行う場合、
そのバトルステップ時に発動する事ができる。
手札のドラゴン族モンスター1枚を墓地に捨てる度に、
エンドステップまでこのカードの攻撃力と守備力は1000ポイントアップする。
 
 知っている人は知っている。<超再生能力>に一番縁のあるカードですよね。
 ぶっちゃけてしまうと、レムナントはこれの上級モンスター版です。
 手札さえ揃っていれば、ぶっちゃけ元のカードでも同じくらいの火力は出せます。
 でもレムナントさんには自力で手札をリカバリーする効果があります。

このカードが手札からの特殊召喚に成功した時、このターン破壊された、またはリリースされたドラゴン族モンスターを可能な限り、墓地または除外ゾーンから手札に戻す。
 この効果のお陰で、召喚さえできれば最低5000の攻撃力は保障されます。
 ただその条件が

自分フィールド上のドラゴン族モンスターが3体以上リリース、
または3体以上破壊されたターンに手札から特殊召喚できる。
 という限定的な状況を要求するので、単体じゃ全く役に立ちません。 
 他にも

このカードがフィールドを離れた時、自分は手札を全て捨てる。
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
自分はモンスターを通常召喚・反転召喚・特殊召喚する事ができない。

 強制脱出等を食らうと自分の手札がすっからかんになったりと、色々とシュールな効果も内臓。
 それでも思い入れの強いカードだったので、かなり強めに設定しまったかな?とは思います。
 何故思い入れがあるのか?
 それは、俺が遊戯王小説を始めたキッカケであり、同時に師匠でもある月のくず鉄有製さんの作品。

遊戯王Newstageに影響されたから。

 ネタバレになってしまうので多くは語りませんが。
『ドラグーン』の名を冠してるのは間違いなく彼の小説の影響で
 <-蘇生龍-レムナント・ドラグーン>は彼の小説が無かったら生まれなかったカードだと思います。
 そういった意味でも、有製さんには本当に多大な感謝をこの場を借りてさせてもらいます。
 本当にありがとう!

 そんなわけでepisode-lastになりましたが、プロローグがあったという事は、その逆も然り。
 ということでもうほんの少し続くので、もし読んで頂けるのであれば、生暖かく見守って頂けると幸いです。

 では、今回の決闘が、皆さんの心のどこかに残ってくれる事をほんの少し期待しながら
 こっそりとこの場を〆ようと思います。
 ここまでお読み頂き、本当にありがとうございました!