光と風の竜
相手の場には多くの伏せカードがあった。
そしてその伏せカードに守られているのは、彼のデッキのエースと言っても差支えが無い――
そしてその伏せカードに守られているのは、彼のデッキのエースと言っても差支えが無い――
「悪く思うなよ――!!」
心でそんなことを呟きながら、クェーサードラゴンを召喚コイツなら、ライトエンドだろうが問題なく破壊できる。
事実戦闘破壊に成功した俺は、正直勝ちゲーだと思っていた。
コイツはそれだけのスペックを持っているモンスターで、勝つ事は容易じゃない。
そう
容易じゃない。
「再びライトエンドをシンクロ召喚!」 「……さすがだが、ライトエンド1匹じゃコイツは倒せない!」 「死者蘇生!ライトエンドを再び復活!」 「――効果を無効にすれば、2匹でもコイツは倒せない!」 「ああ、バトルフェイズ!」
正直、クェーサーを使ってる側として、クェーサーを越えられるのが一番楽しいというのが本音だ。
だから、ちょっとやり過ぎじゃねーかなとか思わなくもなかった。
それでも、相手は本気でコイツを潰しに来てて。
だからこそ、俺は効果を使って無効にした。
だから、ちょっとやり過ぎじゃねーかなとか思わなくもなかった。
それでも、相手は本気でコイツを潰しに来てて。
だからこそ、俺は効果を使って無効にした。
奇跡の残照の隙間から、光の竜が再びフィールドへと舞い戻る。
「三度目の正直だ――シャイニング・サプリメイション!!」 「なん……だと」
その後も追撃で出てきたシューティングスターを
「攻撃力を1600に下げてライトエンド効果発動!」 「シューティングスターの攻撃力はまだ1800ある!」 「わかってる!ダメージステップに聖杯を発動!ライトエンドの攻撃力を3000に!」
だけど、俺にはまだ――
俺のライフはもう800
相手も少ないが、一気に形勢逆転である。
ここで、何か引けなければ――
相手も少ないが、一気に形勢逆転である。
ここで、何か引けなければ――
「これで最後だブラスターソニックゥゥゥ!!」
~終わり~
ホント、息のつかない攻防の応酬でした。
自分で書いててなんですが、明らかにアヤワさんが内容勝ちしてます
ライトエンド三回ってどんだけですかー!
自分で書いててなんですが、明らかにアヤワさんが内容勝ちしてます
ライトエンド三回ってどんだけですかー!
俺の方はエキストラのカードが残り2枚 という危機的状況に陥りました。
お陰で
お陰で
デッキに入ってる全てのスターダストを駆使した事になりました。なにそれ怖い。
なんにせよ、彼と最高の決闘ができたのは間違いないので、ここでもう一度お礼を言おうと思います。
なんにせよ、彼と最高の決闘ができたのは間違いないので、ここでもう一度お礼を言おうと思います。
お礼じゃなくなったけど気にしない!