時をかけるガンダム

貸しきり前の午前中の話　遊びで慣れないトゥヘアーしつつ、後半選んだのは――

頼むぜダブルオー！

選んだのは

アルカナさんのスサノオが居たから

というわけがわからない理由からだったが、後悔はしていない。
案の定よく組む事が多かったし、家庭版登場のせいで対戦自体に飢えていた事もあり、かなり調子がよかった

ダブルオーガンダムは格闘判定が弱い

ダブルオースレの猛者揃いの動画を見て勉強しているが、格闘を当てている人は殆どいない　
相手が低コだろうが、それは変わらない
なら、格闘勝負でダブルオーが勝つには、相手の思考の死角から打つしかない

攻めっ気がある人には、追われてるフリしてからの奇襲
守りが堅い人は、攻めると見せかけての迎撃

性能で賄えない分は、そういった工夫で当てて行ける　
今作は幸い、そういう事が可能なゲームだ
相手の予想していない択を、相手が予想していた択を潰す択として活用できる

それが上手く行ったのか、面白い用に格闘性能で数段劣るゴッドに格闘が決まり
格闘同士で勝ち目の薄い９１の横格を読み、それを迎撃する形で格闘を決める事ができた

8連勝し、出来過ぎなくらいの戦果に満足しつつ――
貸切の時間へ突入する

そこには午前中姿を現さなかったシーブ君の駆るＦ９１

が、うでっきさんの９１と戦い、以前の彼自身とも何回も戦い
いわゆる魔法の横格たる物の対策は十分にできている
何より先程掴んだタイミングで格闘を振って行けば、当てられるはずだ
そしてその通りのタイミングで、ダブルオーのブースト格闘を差し込む
完璧なタイミングだ、回避は間に合わない
そう思った時

ほぼ同時のタイミングで、Ｎ格闘を繰り出してくるＦ９１

まさか同じ考えで繰り出したのか？等と疑いたく成る程のタイミング
距離が若干離れていたので、相手が横格闘を出していたなら反応できた
だが、Ｎ格闘は最短距離を突っ込んでくる　それはダブルオーのブースト格闘も同じだ
お互いが一番伸びる格闘を選択した場合――当然、判定が強い方が勝つ

画して、俺のダブルオーは正面から斬られる事となった

横格闘に頼る戦い方はしたくない――等と言っていた彼のこだわりが、功を奏したのかもしれない。
それからも彼の９１はエクシアのダガーをＮ格闘ですり抜けて当てる　というフルクロスさん相手にしかお目にかかれないような芸当をこなしたり、マスター相手にかなりの時間を凌いだり
俺から見た彼の動きは、色々な意味で家庭用発売前とは別人だったと思う

なかでも凄かったのは

１．マスター相手にセシリー呼び出し
２．Ｌ字を取るように動く
３．マスター、９１に格闘
４．シールドガードし、弾いたマスターにセシリー全段命中
５．勝利

あれは冗談抜きでマジ格好よかった
新技かと思って問い質すと「思いついたのでやった」とのたまうシーブ君　何それ怖い
やってる事は盾ビットの高度版　似た事ができるラファエルを経験したからこその妙技だったのかもしれないなぁ

でも彼
ラファエルラファエル連呼していたのに、今回に限っては一向に使う様子がない
その理由を聞いてみると　『穂しくずさんとの為に取ってある』とのお言葉を頂いた

すぐにでもラファエルを使いたいだろうに――

負けられない理由がまた一つ増えた　
実はラファエルとのペアというのは、一つ因縁がある。

時は、ガンダムＮＥＸＴの時代まで遡る

俺のエクシアと、サファリを駆け抜けていた機体　ヴァーチェ

時に格上を倒し、強機体を退け、時間ギリギリの時に限って連勝を繰り返していた
エクシアとヴァーチェが並べば様になったし、俺も本当に組みやすかった

だが、ヴァーチェの姿はＥＸＶＳにはなかった

彼は深い悲しみに包まれ、俺も寂しさを感じたが――仕方が無い事だと諦めていた
自分はダブルオーと悠々と使い、エクシア解禁に歓喜し、クアンタという力を得ても
ティエリアの駆る機体は、もう傍らにはいないのだと

だが――今は違う

彼には解禁されたラファエルガンダムが

俺には（ＢＳが故障している）クアンタが

エクシアとヴァーチェ、その二つの機体の進化の果てにある機体で、俺達はＥＸＶＳに挑めるのだ
相手は魔人さんマスターと幻魔さんのゴッド　正真正銘初のペアであるこちらに、策を講じる余裕はない
だがこのペア、案外やばいかもしれん

特にやばかったのは起き攻めである

俺は現在飛びット（）という割と凶悪な起き攻め方法があるのだが
これにラファエルが加わると――

クア「（敵が起き上がっている所に空中から）ＧＮソードビットォ！」
敵「ブーストで避けるぜ！」
ラファ「残念だが、そちらにはセラヴィーがいる。回れセラヴィー！」
敵「ちょ、おま（スタン）　ぎゃああああああ（ビットＨＩＴ）」

クア「（敵が起き上がっている所に空中から）ＧＮソードビットォ！」
敵「慣性ジャンプで振り切るぜ！」
ラファ「残念だがそちらはセラヴィーの斜線上だ、駆逐しろセラヴィー！」
敵「ぎゃあああああああああ！」

ソードビットもタチの悪い空間攻撃だが、ラファエルも似た芸当ができるようだ

ちなみに空間攻撃というのは立体的な範囲を持つ攻撃を設置するタイプの攻撃を刺している。正しい使い方かどうかは知らない＾ｑ＾
ともかく着地を取るというセオリーでなく、相手の移動方向を誘導さえできれば着地以外でも刺せる類の武装だ。
それをこの２機はお互いに持っている　空間攻撃は範囲が狭い物が殆どの為、対策さえ知っていれば幾らでも避けようがある
だが、周囲の空間の危険地域が２つになるなら話は変わってくる

移動方向を一つ封じる事と、二つ封じる事。その差は単純に二倍ではなく、もっと大きな値になる。
例えば左の空間を封じた場合、相手は右寄りに移動すれば避けられるわけだが
左と右を封じた場合、相手は前後にしか避けられない　避ける択が減る事になる
択が二つしかないなら、相手の行動を読む事は容易だ　その進行方向に本体の攻撃を加えればいい

はい、わけわからん文章ですいません

言いたいのは、空間攻撃持ち二人のペアは、今までとは違った何かが生まれるような感じがして、非常に可能性を感じたという事　これからも、もっと伸びるかもしれない

そして何よりも、懐かしかった

格闘に切り込んだ俺ごと３体吹っ飛ばすラファエルを見て、昔を思い出さずにはいられなかった
そんな未知のペアでの初の戦果は１３連勝
１３連目の敗北はどうみても俺のせいなので、もっと精進したいと思う

余談ですが、これはシーブ君の師匠さんのブログ画像から勝手に拝借しました

いやぁなんかツボに入ってしまって……色々と申し訳ないorz
でもこの画像って凄く汎用性ありますよね
サザエさん風に言うなら

お魚くわえたドラ猫♪

ドラエモン風に言うなら
そーらーをじゆうに、とーびたいなー
ﾊｲｯ

まさに汎用性の塊　
是非みなさんも多用してみてくださいね　ただし度が過ぎると俺みたいにすべるぞ！