【遊戯王】閃光竜ｖｓライトダークエンド 中編
まずこのアド差を何とかしないと――
何か解決するカードを引かなければならない。そう思いつつ、カードをドロー。
《 貪欲 どんよく な 壺 つぼ /Pot of Avarice》 †
通常魔法（制限カード）自分の墓地のモンスター５体を選択して発動できる。選択したモンスター５体をデッキに加えてシャッフルする。その後、デッキからカードを２枚ドローする。
「……俺は貪欲を発動！」
「ちょ……ここで引いてくるか」
「カードを2枚ドロー！更に閃光竜の効果を自身に発動！」
「メインフェイズで効果……？」
「俺はマジックプランターで閃光竜を対象にしているリビングデッドを墓地へ送り更に2枚ドロー！」
何馬鹿やってんのと言うなかれ
細かい裁定次第ではあるが、現状の裁定ではこれは割と優秀なのである。
《リビングデッドの 呼 よ び 声 ごえ /Call of the Haunted》 †
永続罠自分の墓地のモンスター１体を選択し、表側攻撃表示で特殊召喚する。このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。そのモンスターが破壊された時、このカードを破壊する。
シンクロ・効果モンスター星８/光属性/ドラゴン族/攻2500/守2000チューナー＋チューナー以外のモンスター１体以上１ターンに１度、自分フィールド上に表側表示で存在するカード１枚を選択して発動できる。選択したカードは、このターンに１度だけ戦闘及びカードの効果では破壊されない。この効果は相手ターンでも使用できる。
「つまりドローしつつ完全蘇生だヒャッハー！ 守備で耐えるぜ！」
「何それずるい」
相手はがら空きにならないと後続が出し難い構成の為、アドレウスがいては閃光竜を破壊するのは困難。
なんとかインチキ一歩手前のドロー加速で盤面を立て直す。
が、何ターンも与えては相手も動いてくるわけで……あのトンでもアドレウスを、早いとこ破壊したいのも事実。
閃光竜を攻撃表示に変更！
「な……アドレウスの攻撃力は4100だぞ！？」
「閃光竜の効果を自身に発動し――バトル！ 攻撃時にメタル化を発動し――」
《メタル 化 か ・ 魔法反射装甲 まほうはんしゃそうこう /Metalmorph》 †
通常罠発動後このカードは攻撃力・守備力３００ポイントアップの装備カードとなり、モンスター１体に装備する。装備モンスターが攻撃を行う場合、そのダメージ計算時のみ装備モンスターの攻撃力は攻撃対象モンスターの攻撃力の半分の数値分アップする。
メタル化を装備した閃光竜なら、攻撃力５０００のファイブゴッドですら攻撃で打倒できる。
対するアドレウスは４１００。
「アドレウスに攻撃！ 届け、シューティングブラストォ！」
十分に打倒できる。
そう思った、次の瞬間。
《 禁 きん じられた 聖槍 せいそう /Forbidden Lance》 †
速攻魔法フィールド上に表側表示で存在するモンスター１体を選択して発動する。エンドフェイズ時まで、選択したモンスターの攻撃力は８００ポイントダウンし、このカード以外の魔法・罠カードの効果を受けない。
補充できたのは相手も一緒って事かよ……orz
聖槍でメタル化の効果を一時的に無効化され、逆に多大なダメージを食らう羽目に。
閃光竜こそ生き残れたが、この攻防の代償は大きい。
「アドレウスで閃光竜に攻撃！」
「くっ……ソニックバリア！」
「だが、ダメージは受けてもらう！」
もはや攻撃表示にする余力もない。
だが、まだ守備表示にすればしばらく耐えられるはず。閃光竜を守備に変更。
すると――
「悪いが、閃光竜にはいい加減に退場してもらう！」
「なに……？」
「二体のモンスターを生贄に――現れろ！」
「アドレウスをリリースだと！？」
「現れろ――＜光と闇の竜＞！！」
《 光と闇の竜 ライトアンドダークネス・ドラゴン /Light and Darkness Dragon》 †
効果モンスター星８/光属性/ドラゴン族/攻2800/守2400このカードは特殊召喚できない。このカードの属性は「闇」としても扱う。このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にする。この効果でカードの発動を無効にする度に、このカードの攻撃力と守備力は５００ポイントダウンする。このカードが破壊され墓地へ送られた時、自分の墓地に存在するモンスター１体を選択して発動する。自分フィールド上のカードを全て破壊する。選択したモンスター１体を自分フィールド上に特殊召喚する。
「な……！？ そ、ソニックバリ」
「バリアなどさせるものか。ライダーの効果で貴様の効果は無効！」
「ッ……」
「失せろ。ダークパプティズム！」
遂に閃光竜が倒され、場は再び荒れ始める。
新しい仲間である閃光竜は確かに強い。頼りになった事も今日だけで幾度もあった。
だが、彼の＜光と闇の竜＞は違う。
今や使う人がめっきり減ってしまって観賞用にしてしまってる人も多い中、彼の＜光と闇の竜＞は、彼の手によって尚も輝き続ける。未だ尚デッキに居続ける彼のフェイバリット。
それは多分、凄い事なんだと思った。
【アヤワさん】
場：＜光と闇の竜＞
伏せカードたくさん
【穂しくず】
場：＜シールドウイング＞とか
伏せカードそれなり 使用済みリミットリバース
ＬＰ あんまりない
