遊戯王小説のコンボ紹介 遊戯王オリジナル prologue-0付近のコンボ

治輝「そんなわけでコンボ紹介だ」

かづな「わーいなお君とコンボ紹介ー……って、前の人達はどうしたんですか？」

治輝「噂によるとあっちのコンボは初心者には難解過ぎるから、という大人の事情らしい」

かづな「まぁ確かに第一回で＜星邪の神蝕＞＜ネクロ・ガードナー＞＜ジェムナイト・ラズリー＞とかごちゃごちゃ使うのはどうかと思わなくもありませんけど……」

治輝「というわけで、俺たちの物語の冒頭部分　遊戯王オリジナルの0話付近のコンボ紹介だ。本編見た人も見てない人も細かい部分には突っ込まず、気楽に見てもらえると助かる」

治輝「これがこっそり撮影したかづなの顔写真だ。描いてくれたのはチャック・ザウバーさんというかの有名な……」

かづな「かづなキーック！」

治輝「ぐぼぁ！　何すんだよいきなり！」

かづな「こっちが何すんだよですよ！　コンボ紹介せずに私の顔写真公開してどーするんですか！」

治輝「いやまぁ、大人の世界ではまず女性のキャラを全面に押し出せという教えがだな」

かづな「そういう話はいいですから！　こっちの身にもなってください！」

治輝「……むぅ、わかったよ。前回の反省点を踏まえ、今回は簡単なコンボの紹介だ」

《トライデント・ドラギオン/Trident Dragion》 †

シンクロ・効果モンスター星１０/炎属性/ドラゴン族/攻3000/守2800ドラゴン族チューナー＋チューナー以外のドラゴン族モンスター１体以上このカードはシンクロ召喚でしか特殊召喚できない。このカードがシンクロ召喚に成功した時、このカード以外の自分フィールド上のカードを２枚まで選択して破壊できる。このターン、このカードは通常の攻撃に加えて、この効果で破壊したカードの数まで１度のバトルフェイズ中に攻撃できる。

かづな「ドラギオンさんですねー。かっこいい！」

治輝「三回攻撃できる強力なドラゴンモンスターだな。だが、その代償に自分フィールドのカードを2枚破壊する必要がある」

かづな「うーん、2枚の消費はさすがに辛いとこですよね」

治輝「そこで　『破壊されることで効果が発動するカード』　を使えばいい……ってのが今回のコンボだな」

《荒野(こうや)の大竜巻(おおたつまき)》 †

通常罠
魔法＆罠カードゾーンに表側表示で存在するカード１枚を選択して破壊する。
破壊されたカードのコントローラーは、
手札から魔法または罠カード１枚をセットする事ができる。
また、セットされたこのカードが破壊され墓地へ送られた時、
フィールド上に表側表示で存在するカード１枚を選択して破壊する。

かづな「これを破壊すれば相手のカードを一枚破壊しつつ怒涛の連続攻撃！　ってことですね」

治輝「アドバンテージ的には結局マイナスだけど、相性のいいカードと組み合わせれば、それをプラスに変えれる」

かづな「＜歯車街＞とか＜ヒステリック・サイン＞とか、色々探すのも楽しいです！」

治輝「＜トライデント・ドラギオン＞と＜ヒステリック・サイン＞が共存できるデッキってどんなデッキだよ！？」

かづな「わかりませんよー。カードの可能性は無限大！　ワイゼル∞です！　案外そんなデッキを作っていらっしゃる方も、どこかにいるかもしれません」

治輝「……まぁ、そんな奴がいたら是非戦ってみたいのは確かだしな。俺たちもそれに負けないぐらい、カードを使いこなしていこう」

かづな「なお君は十分使いこなしてると思いますけどね。では今回はこの辺で、また来週～」

治輝「本当に来週更新があればいいけどなー」

かづな「かづなキーック！」

治輝「ぐぼぁ！？」

《 歯車街 ギア・タウン /Geartown》 †

フィールド魔法「アンティーク・ギア」と名のついたモンスターを召喚する場合に必要なリリースを１体少なくする事ができる。このカードが破壊され墓地へ送られた時、自分の手札・デッキ・墓地から「アンティーク・ギア」と名のついたモンスター１体を選んで特殊召喚できる。

《ヒステリック・サイン/Hysteric Sign》 †

永続魔法このカードの発動時に、自分のデッキ・墓地から「万華鏡－華麗なる分身－」１枚を選んで手札に加える。このカードが手札またはフィールド上から墓地へ送られたターンのエンドフェイズ時、デッキからカード名が異なる「ハーピィ」と名のついたカードを３枚まで選んで手札に加える。「ヒステリック・サイン」の効果は１ターンに１度しか発動できない。