シューティングラーヴェ(はてな)

シューティングラーヴェの移行先

アーケード・アンチヘイター episode-1~32までのあらすじ


 《あらすじ》 
 ――ヒトは自死を防ぐ為に、自身の脳を殺し尽くす――
 ゲームをすることで単位をもらえる夢のような世界、特区。
 その特区の学校に籍を置く生徒《無利》が、ある日遅刻分の単位を取り戻す為ゲーセムセンターに向かうと、馴染みの筐体でうつ伏せに熟睡している少女《ウィナ》とスティック型コントローラーの区別がつかず、思いのままに触りまくってしまう。
 起きてしまったウィナと和解するが、彼女はロボット対戦アクションゲーム《飛翔幻機》の対人戦闘をしたいと言い残し、単身ゲームセンターの奥へと突入してしまう。特区では初心者が対人戦で負けると人権が消失してしまう為、対人戦闘をするのは自殺行為。 無利はなんとかウィナを探し出すが、既に不良に目を付けられ、戦闘は始まっていた。
 対人戦闘を訳あって嫌い、重要な局面での人助けにトラウマに近い感情を抱いていた無利だったが、不良の行為を黙って見ている事ができず、その対戦に乱入。愛機《プロトナイト》でウィナを串刺しにし、不良を倒し彼女を救う事に成功する。 
人権の消失。そんなおかしい制度がまかり通っている理由。それはこの特区が、全ての近しい者から『いらない』と判断された者が集められた場所だからだ。それは子供だけでなく老人も含まれる。 
 その老人が多数入居している施設に来たウィナと無利だったが、そこで出会ったお婆さんの孫は、なんと特区外の大会での優勝者《タクト》だった。対戦を願う二人だったが、無利とタクトの対戦は明日に持ち越しになってしまう。
しかし約束の朝。先日訪れていた施設が炎上。。 火災の原因は放火。その犯人は昨日対戦の約束を交わしたタクトだった。 タクトと対戦をした後、祖母を切り捨て妹を守ろうとしたタクトに拳銃を向ける無利。そこでタクトは、彼自身が切り捨てた人間に庇われる。