そもそも、何故争いは起きるのだろうか

個人的にだが、【ファンデッキ使い】には自分の拘りを持っている人が多い。
あのカードは使わないだとか、テンプレデッキは嫌だとか。
俺にも当てはまる部分が多いので、そういった気持ちはよくわかる。

が、そういった拘りは、色々と紙一重だと思う

少し偏った拘りになると
『ゼログニルうぜー』と言いつつも、自分はマシンナーズ・フォートレスをぶん回すような人になってしまう。

確かに「ガチデッキ」と「ファンデッキ」の境界線は難しいし、人それぞれの部分はある

が、限度はある

『ミラフォうざすぎるわ、まだ混沌帝龍のがマシだし』
とか言い始めたら確実に同意者は少ないだろうし、ある種を信用を失ってしまう気がする。

「人それぞれ」という言葉を免罪符にして、無茶な俺ルールを無理やり相手に納得させようとしたら嫌われるのは当然だと思う。それぞれって言ってれば何でも解決すると思ってませんかね。

上記の例のような

負けたのをカードのせいにするような決闘者は、ファンデッカーに多い

ああうん、ぶっちゃけそろそろ自分の胸に刺さり始めた。でもやめない。

自分から流行より少し外れた、玄人向けのカード選んで決闘する人がいたとする。
それはそのカードが好きだからだという事らしい。

そしてその人は決闘が終わったらこう言った
「コイツはカードパワーが弱いからな、そっちが勝つのは当然だよね」

―――とまぁ、何が言いたいのかというと

負けた理由を好きなカードのせいにする奴は大嫌いだ

という事。
弱いのを承知でそのカード使ってるのなら、そのカードのせいにすんな。

俺はマイナーカードを使うファンデッカーには二種類いると思っている。

本当にそのカードが好きな奴
負けた言い訳に使いたい＆ついでに玄人ぶれるから使ってる奴

嘆かわしい事に、後者に分類される人間は多い。
確かに一般的に強いカードから離れたカード郡を使えば、負けた時の言い訳に使える。
ただ俺は、そういう人が「こういうカードが好きなんだよね」等と言っても一切信じない。
どうせ本音は言い訳したいだけなんだから、しょうがないよね。

ファンデッカー側にこういう人間が多いから、あるいは目立つから、ガチデッカー側に嫌われるんじゃないかなぁ、と個人的には思う。
何かを使いたくない！これを使いたい！！っていう『拘り』は俺も好きだけど
その『拘り』を負けた言い訳にしたりするのは、見てて気持ちのいいものじゃないと思う。

俺はドラゴン使いとして
『レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン』を使わずに強くなれるデッキ
を模索して光龍デッキを作った。それも一つの『拘り』だと思う。

ただ他人がレダメを使っても嫌な顔したりはしない（そもそも妨害系じゃないのに嫌う理由が無い）
ロックとかは嫌いだけど、嫌な顔したりしないように努力はしたい。
そして『レダメ』を使わないと自分で言い始めた以上
どんなにデッキイメージが合っていようと使いたくない。
イメージを言い訳にして『拘り』を曲げるような事はしたくないしね。