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さようなら【青眼の光龍】

 
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思えば、一番付き合いの長いデッキだったかもしれない。

 ブログ開設から逆算しても4年以上、その根本を変えないまま今まで自分の相棒であり続けてきた。
 根本と言うのは、勿論<青眼の光龍>そのものもだが、もう一つは――

《 超再生能力 ちょうさいせいのうりょく /Super Rejuvenation》 

速攻魔法(13/09/01から制限カード)このカードを発動したターンのエンドフェイズ時、このターン自分が手札から捨てたドラゴン族モンスター、及びこのターン自分が手札・フィールド上からリリースしたドラゴン族モンスターの枚数分だけ、自分のデッキからカードをドローする。

 <超再生能力>
 この9月を最後に、制限カードになるカードである。
 征竜が出てしまった以上 『なるだろうな』 という思いはあった。
 ただこのカードをずっと前から使っていて、それを軸にデッキを組んでいた身としては、やっぱり寂しい思いがある。

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光龍デッキには、色々な思い出がある

 俺には今も対戦して頂いているアヤワさんという友人がいるのだが、アヤワさんと出会った直後の話。
 俺の光龍デッキと戦った後、アヤワさんがネットでの友人と決闘していた時――全く同じデッキを見たという
 その相手というのが俺がオフ会で数回会った事があり、仲良くさせて頂いていた麺さんだったらしい

あやわさん「そのデッキ見た事あるぞ! オフ会で……」
めんさん「あ、俺もオフ会でこれ見て回したくなって」

 俺は二人が友人なんて事実は全くもって知らなかったので驚きである 
 麺さんはデッキメイクが上手く尊敬していたので、複製して回していたという事実もほんの少し嬉しかった。
 何より三人で出会ってなくてもデッキで繋がっていた というその事実が嬉しかったのを今でも覚えてる。
 
 
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青眼の光龍デッキを作ろうと思った最大のキッカケ

 それはここだけの話 氷帝さんの闇竜を見た事がきっかけだったり。これ本人にも秘密なんですけどねーふふん
 攻撃力を上げて相手を打倒する事の楽しさを真の意味で理解したのは、彼のレッドアイズと出会ってからだったかもしれない。あれ以来色んな人の<真紅眼の闇竜>と戦うのが楽しくて仕方ないです。
 今は麺さんのレッドアイズと喧嘩しまくってたり、友人の新しく作ったレッドアイズを捻り潰したりしてますが、いつかまた俺のルーツである彼と戦う機会があればなーとも思う。

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ジャンプフェスタに無謀に挑戦したりもした

 対象無効そのものが珍しかったせいもあってか順調に勝ち進み、途中で隣の人に話しかけられる。

光龍使ってるんですか。すげぇっすねw」
「いやぁ好きなカードなんでw」

 ちなみに談笑した方の持ちデッキは次元でした 彼が相手だったら3連勝はできなかったであろう 
 その時の相手はどれも当時は環境デッキだった検討獣、ライトロード、アンデシンクロの3つでした。今の環境を思えば可愛い相手だったかもしれない。
 他の年度では超融合で究極竜騎士でダイレクトして勝利! とかやっていたのもいい思い出である。伏せカード賄賂だったんですよーまじすかーと言い合っていたあの瞬間も、いまだに覚えている。

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当然一番相まみえたのはオフ面子の方々

 混沌幻魔にぶんなぐられて、殴り返したらパワーフレーム1万ダメージを受けたあの時
 スカイスクレイパー&最強のジアースで最高に恰好よく倒されたあの時
 アイスエッジで光龍をかいくぐりトレーナーを倒されたあの時
 異次元埋葬で墓地のドラゴンを増やし、闇竜を迎撃しきったあの時
 トルネードで下げ、ライトエンドで自爆特攻し、トルネードで倒しきられたあの時
 そして8月最後のオフでアヤワさんの【白黒】と有製さんの【ヒロイック】を同時に相手し、勝利できたあの時

 
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他にも色々あった燃える決闘の傍らには、光龍がいた。

 だから俺はこのカードが大好きだったし、それを出し続ける事のできるこのデッキが大好きだった。
 手札を使い切る勢いで切り札を呼び。その切り札を倒されても諦めず、また次の光龍を呼び出す。
 神の宣告やサイクロンなんて入ってない欠陥デッキだけど、それでも回転速度だけを追求した歪んだデッキ。
 そんな無茶なことができたのは当時見向きもされなかった超再生能力のお蔭であり、それを軸に少しずつ煮詰めてきた結果だった。

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でもそれも、今回の改訂で終わり

 確かに光龍デッキを再編することはできるだろう。超再生に頼らず、他のカードで代用し、汎用的なカードで穴を埋めれば、形は残る。
 ただ、それはもう別のデッキだと思う。
 今までの光龍デッキとしての軸は間違いなく超再生能力で、それは看板で、真理だった。
 例え切り札を呼ぶ為の繋ぎでも、その為に作ってきたデッキなら、そのカードを軸に戦わないデッキはやはり <違うデッキ>になってしまうのだと思う。少数派だとは思うけど、そう思う。

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だから、9月で光龍デッキ【シャイニング・リザヴェイション】はおしまい

 「あれは芸術」だと飲みの席でいってくださったターンエンドさんや、このデッキと戦うことを楽しみにしてくれていた全ての人に最大限の感謝を! 
 そして初見で見に来た人を置いてけぼりにしてしまったことへの謝罪しつつ、この記事は〆させてもらおうと思います。これまでお相手して頂き、ありがとうございました!















































































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「お前、本当にそれでいいのか?」
「だって、どうしようもないだろ? ……ってかいつも茶化してばっかの癖にどうした」
「細かい事はいい。俺のレッドアイズだって、超再生は入ってる――だけど、俺は諦めないぜ?」
「……少し、相手してもらえないか? 試したいデッキがあるんだ」
「ああ!」




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