シューティングラーヴェ(はてな)

シューティングラーヴェの移行先

2010-09-03から1日間の記事一覧

遊戯王オリジナル prologue-atogaki

第一話からここまで付き合って頂いた読者の方は初めまして。 いきなりあとがきから会ってしまった方も初めまして。 そして、このあとがきの冒頭に見覚えのある人はごめんなさい。 まずは貴重な時間を割き、ここまで読んで頂いた方には全力で感謝の意を。 お…

遊戯王オリジナル prologue-last

誰かの足音が聞こえる。 ……『力』を手に入れてからしばらく味わっていなかった。久しい感覚だ。 クソッタレな野郎友に殴られ、地に伏した俺に足音が近付いていく。 大抵顔を上げた時には、理由もなく足で顔を踏まれたり、無理やり立たせて再び殴られたり…… …

遊戯王オリジナル prologue-25

「――レヴァテイン!?」 <レヴァテイン>では幻魔の攻撃に耐え切れず、遂に攻撃がデコイドラゴンと治輝に向かってくる。 墓地にはもう上級ドラゴンは存在しない。場には瀕死のドラゴン3体にデコイのみ。 「これで……決闘は終わりだ」 疲れきった顔になった…

遊戯王オリジナル prologue-24

ポン、ポン 頭に、うっすらと何かが触れた感じがした。 懐かしいような、つい最近してもらったような。 ポン、ポン そんなくすぐったいような感覚が引き金になって、私の視界はうっすらだけど、現実の世界に戻る。 もう、頭に響く『あの声』は聞きたくない。…

遊戯王オリジナル prologue-23

伏せカードがあるとはいえ、モンスターを一切増やす事なくターンエンド。 カードをドローする戒斗だが、全く理解できない。 治輝の行動が、今の戒斗には理解できない。 「まさかと思うが、投げたわけじゃねェだろうなァ……?」 「……」 沈黙。 治輝はそのまま…

遊戯王オリジナル prologue-22

<幻魔皇ラビエル>の攻撃の衝撃が収まっても、治輝はその場に立ち続けていた。 その様を確認した戒斗は、声を荒げる。 「……なんだァ?なんで倒れねェ?」 「……」 「なんで倒れねェって聞いてるんだよォォォォォ!!!」 アイツには、俺が余裕が耐え切ってる…