融合HEROvsセイクリッド&純ラヴァル
前回セイクリッドにストレート負けをした俺のHERO達
投入したカードに振り回された感もある前回の決闘は、色々と不甲斐ないものだった。 だが、今回こそは!
なんとかストレート勝ちで勝利!
内容は有製さんの記事参照
ストレート勝ちであっても、伏せカードがサイクロンかもしれないとわかってからの心臓はバクバクでした
こちらの伏せは2枚でしたが、超融合と大嵐……両方とも大本命でしたからね。
結果的に聖魂2枚ドローを超融合で阻止、大嵐で伏せカード2枚諸共聖魂吹っ飛ばす事に成功しました。サイクロンKOEEEEE!
通してた場合の2枚ドローと相手のカード4枚。
超融合がコスト付きなので2枚 大嵐で1枚
融合素材はお互いに1枚ずつ消費していることを考えると アド的には3-6交換している事になります そりゃ勝てるわ!
「これが黄金櫃のカウントは1。次のターンでライフを削りきらないと……」
意図していなかったのは、キャプテンゴールドの効果。
結果的にサイクロン使用を躊躇う最期の一押しになってくれたみたいですが、手札に奇跡融合あるし、墓地にHEROいないし、デッキも圧縮できるから今のうちにサーチしとくかー ぐらいの意図しかありませんでした。マジありがとう隊長。
俺普段からドヤ顔でブラフカード伏せてたりするので、その積み重ねが生きた決闘だったのかもしれない。
しかし、ラヴァル使いであるアルカナさんには実に通じない
個人的イメージとして、俺のブラフを一番見破ってくる決闘者だと思う。弱い部分を熟知されてると言いますか。
アヤワさんは逆にブラフにかかってくれる事はあるけれど、Dドローを予測して潰してくる というトンでも芸当をしてくるわけですが、それはまた別のお話。
ともかく今回の相手はラヴァル。一戦目は勝利し、二戦目も少しライフを削る事に成功。
だが、次のターンに回せば櫃に封印された 真炎の爆発 が彼の手札に加わってしまう。
その前に倒しきるしかない――!
奇跡融合を惜しげもなく使用し、今の自分のできる最大の布陣を作り出す。
これが通ればかなりのダメージになるはず。そう思い計算してみた所、あと100だけ届かない。
爆発が来たら俺は死んでしまうのに、100だけ足りない。足りない。足りない。
しかしどう足掻いても他のプランは見つかりそうにないので、とりあえずライフを追い詰める事に。
もしかしたら運良く生き残って、ダイレクトアタックモンスターでトドメを刺せるかもしれない。
そう思い、エアーマン+クレイパーで<ラヴァルバル・ドラグーン>に攻撃したのだが……
《 炎熱旋風壁 えんねつせんぷうへき /Molten Whirlwind Wall》 †
永続罠自分フィールド上に表側表示で存在する「ラヴァル」と名のついたモンスターの攻撃力は、自分の墓地に存在する「ラヴァル」と名のついたモンスターの数×100ポイントアップする。
これで貴方の攻撃は返り討ちです。悔しいでしょうねぇ!
見事に撃沈 当然次のターンの爆発に耐えられるわけもなく、そのまま俺は敗北したのであった。
だがこれで一勝一敗、まだ最終戦が残ってる!
相手は初ターン伝道場で墓地を肥やし、淑女でこちらの伏せカードを狙い打ってくる。
運良く対象は咆哮だったのでチェーン発動。だが、問題はまたもや櫃で除外されたあのカード。
《 真炎 しんえん の 爆発 ばくはつ /Rekindling》 †
通常魔法自分の墓地から守備力200の炎属性モンスターを可能な限り特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはこのターンのエンドフェイズ時にゲームから除外される。
あれが来る前に決着を付けないと……!
思考がワンパターンだろうと言うなかれ あれ使われて和睦なかったら死んでも文句言えないんですよマジで 伝道場で墓地は越えているし、2ターンの間にライフを削りまくるしか勝機はない。
なので、俺は容赦なく最強の性能を誇るHEROを召喚する。
一切の容赦はしないし、する暇もない。
ファンデッキ勝負に使っていた頃はオーバーパワーなので自重せざる負えなかったが、ラヴァル相手にそんな事をやっていたら即死する。
更に万全を期する為にドローカードを一枚伏せ、ターンエンド。
そして相手の、アルカナさんのターン。
「これが黄金櫃のカウントは1。次のターンでライフを削りきらないと……」
「爆発前に決着を着ける気か。だが、それは不可能だ」
「え?」
「それがこの答えだ。魔法カード発動!」
!?
今まで俺は櫃に封印されていた爆発が本命なのだと思っていた。
だが、違う。とっくに彼は本命を手札に握っていたのだ。
恐らくは1ターン目の淑女で和睦を発動していなかったら、1ターン目から……。
その強力無比な効果によってフィールドに並ぶ5体のラヴァルモンスター達。
脳内が警報を鳴らす。このまま好きにやらせてしまったら、このターンで殺される
《マスク・チェンジ/Mask Change》 †
速攻魔法自分フィールド上の「HERO」と名のついたモンスター1体を選択して発動する。選択したモンスターを墓地へ送り、選択したモンスターと同じ属性の「M・HERO」と名のついたモンスター1体をエクストラデッキから特殊召喚する。
迷わずマスクチェンジを発動し、ZEROを墓地に送りアシッドを召喚。
ZEROを失う事にはなるが、相手の魔法罠カードとモンスターを全て破壊できる鬼畜コンボだ。
案の定5体並んだラヴァルモンスターは綺麗に墓地へと送られ、伏せカードも破壊に成功。
その中にはリビデもあり、もしも発動されていたら確実に幼女の連続シンクロで俺のライフはゼロになっていただろう。
「……でもこれで櫃に封印された爆発に対処する手段が……」
「見事にやられた。リビデも破壊されたし、これでプランを修正しないといけなくなったな」
「……?ラヴァルキャノンでも召喚するのか」
「いや」
「2枚目を使わせてもらおうかと思ってな!」 「ちょ!?」
え、何この人。初手から伝道場に加えて2枚爆発握ってたの?
先程の和睦の使者に内心感謝しつつもまたもや脳が警鐘を鳴らす。
が、相手のプラン変更というのは間違いではなかったらしく、4000以上のドラグーンの攻撃+ギャラクイーンの組み合わせ+墓地肥やしでそのターンは終了した。
当然アシッドはゴミ屑のようにぶん殴られたが、爆発食らって死なないなら幸運だ。
恐らくリビデの損失が思ったより大きかったのだろう。
が……墓地は十分以上に超えてしまった。オマケにラヴァルバルドラグーンは戦闘無敵が付与されてしまってる。
そして次のターンには3枚目の爆発が手札に加わる。
ZEROは1枚のみの切り札だし、効果破壊できるHEROは呼べそうもない。
なら、可能な限りライフを削るしかない。
クリッターを召喚し 『場のクリッターと手札にHERO』を融合する。
場に召喚したクリッターが素材になり墓地へ送られたので、更にクリッターの効果が発動。
これにより沼地の魔神王を手札に加えて発動。再び融合を加えて、連続融合――!
融合召喚、ガイア!
コイツを選んだのは他でもない。相手の<ギャラクシー・クイーン>の効果を逆手に取る為だ。
戦闘破壊されないのなら、攻撃力を下げてボコ殴りにして、ライフを削りきる!
更にHEROを並べ、手札ゼロ。
攻撃力を半分にしたラヴァルバルドラグーンに、それぞれ殴りかかる。
「ガイアで攻撃。エスクリダオで攻撃!」
「くっ……!」
「これで終わりだ。追撃ィ!」
「だがライフは1000残ったな。次のターン、そして爆発が手札に加わる!」
「ちくしょう、届かなかったか……」
これで手札はゼロ。だが、やれることはやった。最善の方法だったはずだ。
これだけHEROを並べれば、1ターンは凌げるかもしれない。
相手の場は未だ健在のドラグーンと<ギャラクシークイーン>
でもだからこそ、次の爆発は3体しか並べる事ができない。三体しかってのもおかしいもんだが
ライフが残れば、相手のライフは1000。チャンスはあるかもしれない。
そして発動する3枚目の絶望
ドラグーンの効果も相まり、3体のシンクロモンスターが攻撃力4000以上に強化され襲い掛かってくる。
ガイアが攻撃され、2000以上のダメージ。
エスクリダオはかなり強化されていたが、それでも700ダメージ。
だが追撃含めても、合計5000近くのダメージで済んだ。
相手の場の最低攻撃力は、こちらのターンでも2500。
ステライドには対象効果が効かない。クイーンの効果で戦闘破壊も通用しない。
そして、相手のライフは1000。
場にはスカイスクレイパーのみが残っている。
がら空き同然で手札もゼロだが……
バブルマンは、フィールド魔法が残っているので使えない
そして手札が0なのでアイスエッジの効果は発動できず、そもそもトドメには至らない。
クレイパーの効果を受けられるHEROで思いっきりぶん殴っても、最高攻撃力はアナザーネオスの1900 2900にうpした所で400ダメージしか与えられない。
この状況で逆転できるカードは、本当に一枚だけ。
「よしターンエンドだ。カードを引け――!」
「来てくれ――俺が望むカードは……!」
引きたかったカードが決まっているなら、出すカードだって決まっている。
エクスリダオの素材にしたスパークマン。そしてガイアの素材になったエッジマンを融合――
プラズマヴァイスマンで、ギャラクシークイーンを貫通攻撃!
「合計ダメージ2100 戦闘破壊はされなくても、ダメージは受けてもらう!」
「こんなのありか……いや、これがHEROだよな(LP0)」
そんな感じの激戦でした
今までラヴァル相手って 『相手が準備整う前に倒す!』 以外での勝ち筋が殆ど無かったんですが、今回は爆発3枚フルに相手取った上での勝利だったので喜びが半端なかったです。同じくらい櫃以外のとこから爆発された時の絶望感も半端なかったですが
多分マスクチェンジ引いてなかったら負けてたでしょうし、和睦なけりゃ死んでたでしょうし、最期の奇跡融合なければ言わずもがなですし、本当に綱渡りの勝利だったように思います。
セイクリッド戦ではプレイングでなんとか勝てたー! といった感じの充足感がありましたが
ラヴァル戦では 「手札に爆発あったんだよ実は→騙されたああああでもプレイングでしてやったぜ!→残念、2枚目爆発ちゃんでした! →ちょおおおおおおこうなりゃやけだライフ削ってやる!→残りました^^→なんとか耐えてドローカードでトドメだ!
という、綺麗に勝とうとしたけど悉く上行かれたので泥試合に持ち込んでなんとか勝ちました感 がやばいです。ま、まぁプレイングで勝てなければイグニッション運で勝てばいいんですよ(遠い目)
なんにせよお二人とも今日はありがとうございました! 勝ち負けはともかく、ラヴァル戦は今までのラヴァル戦のどれよりも熱く戦えた気がするので、本当にそこが嬉しかったです。
ガッチャ、楽しい決闘だったぜ!