シューティングラーヴェ(はてな)

シューティングラーヴェの移行先

短編気味な小説

将棋擬人化みたいな短編

「廃駒、って呼ばれてんだよな。俺達の場合は」 妙な言い回しにハテナマークを浮かべていると、薙刀を携えた男が口元を歪める。 「いや、だって捨て駒って言ったら紛らわしいだろ。俺達は今まで駒兵(くへい)だったんだからな」 クヘイ。 その言葉を聞いた…

【後書き】ファントムバレット編のOP戦闘を妄想して書いてみた。

http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=4420233 pixivでも上がってるので興味がある方はこちらへ 友「作家で凄い人達は息抜きに他の原稿を書くらしいよ」 ぼく「へぇ……」 そんなわけで久々に二次創作小説書いてみました いやぁ取りかかってる自作品よりも…

ファントムバレット編のOP戦闘を妄想して書いてみた。

VRMMORPG――銃世界、ガンゲイル・オンライン。 その最強を決める大会《バレット・オブ・バレッツ》に優勝し、死銃を巡る事件を切り抜けてからしばらく経つ。 しかし事件はまだ終わったとは言い切れない。 SAO時代の殺人ギルド――ラフィン・コフィン。 それに所…

謙遜さんと夢見さん【短短編】

謙遜という言葉がある。 意味は自分の能力、価値などを低く評価すること。 控えめに振る舞うこと。 決して悪い意味ではないし、私自身嫌いな言葉じゃない。 だけど。 「まだまだ目玉の書き方が上手く行かないな~」 私には、絵描きの親友がいる。 学校時代か…

X1フルクロスvsダブルオークアンタを小説っぽく

まるで陽炎のようだ。 揺らめく視界に映る相手は、そう感じる程に 『鉄』 を感じさせない。 本当に同じ重力に縛られているのか――それすら疑問に思う程の疾さを伴っている。 四方向から繰り出される斬撃。 そんな現実では有り得ない現象を、敵の機体は引き起…

7巻キリトさん成分編あとがき

はい、なんか色々すいません 最近小説もそうですがHPの更新頻度も落ちてまして、小説としてひっさびさの更新です。 今回は珍しく誰得と思いつつも2次創作に走ってみました。7巻のお話なので、ネタバレ嫌な人はこちらも読まないで頂けると助かります。 ま…

7巻のキリトさん成分が不足していたので書いてみた 後編【SAO】

左の聖剣で二人目のメイジを倒し、そのまま三人目に猛進しようとしたところでキリトは驚愕の表情を浮かべた。 「……ッ!?」 体を寸でのところで捻らせ、正体不明の攻撃を回避する。 完全に死角からの攻撃だったので、一瞬でも反応が遅れたら直撃していた。 …

7巻のキリトさん成分が不足していたので書いてみた 前編【SAO】

http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=1512805 ←ぴくしぶはこちら ※注意 ストーリーの核心的なネタバレは極力避けてますが、アニメのみの人が見た場合『何この剣?何このスキル?』『キリトさんこんなんになんのかよ』などのネタバレが発生するので、嫌う…

カシコマリ!【遊戯王ZEXAL短編】

「飛ぶぞ、俺の翼になれ」 「カシコマリ!」 そう言うと、傍らにいるロボは即座に鉄製のハングライダーへと変形した。 「追うぞ、俺の足になれ」 「カシコマリ!」 そう言うと、傍らにいるロボはバイクへとその姿を変形させた。 ロボットの名前はオービタルセブン。 こ…

刈らせてもらおう――貴様の頭髪ごと!【遊戯王ZEXAL短編】

※遊戯王ゼアル13話ネタバレ注意 「金だ、金を用意しろ! それにヘリもだ!」 ――この日、ショッピングモールは騒然としていた。 一人の凶悪犯が客の一部を人質を取り、この場で立て篭もりを始めたのだ。 現場には銃や警棒を装備した十数人のセキュリティの精…

僕は大きな木

僕は大きな木 立っているだけで、降り注ぐ雨から誰かを守れる。 僕は大きな木 立っているだけで、生きていることになるらしい。 今日は雨だ。 普段は人通りの少ないこの道は、雨が降っている時だけ人通りが多くなる。 それは、僕がいるからだ。 とても大きい…

Re:減点式な私へ 【後書き】

初めて俺のつたない小説に目を通して頂いた人は初めましてとありがとうを。 遊戯王小説を含め、普段から見て頂いてる人には感謝に加えてもう一度ありがとうを。 何で懲りずに短編を書いたかと言うと、先日夜中に頭痛が酷かったんで、風呂に入ったんです。 そ…

Re:減点式な私へ

「ど、どうかな?」 私の顔を覗き込みながら、友達が心配そうな声を出した。 今喫茶店で私が見ているのは、その友達が書いてきた『詞』だ。 将来作詞家になりたい、と夢を語る彼女は、度々書いた作詞を見せてくれる。 対する私は、専門の養成所で作詞の授業…

普通の小説 あとがきと反省

いきなり今回の小説を読んで下さった方は初めまして。 遊戯王小説も、今回の小説も読んで下さった方は心からの感謝を。 そして ごめんなさああああああああああああああい!! 「遊戯王知らない人も読める小説を書いてみよう!」 というコンセプトで書かせて…

普通の小説 『なりかった人』 後編

教室に戻った時、一人の女子と目が合ったような気がした。 すぐ顔を逸らしたので、気のせいかもしれない。 が、心中はそれどころではない。さっき木咲と話した内容が、頭の中でぐるぐる回っているからだ。 「さっさと、教室移動するか……」 科学の実験の準備…

なりたかった人 中編

「で、なんだよ話って」 「……」 屋上に来てから、木咲は一言も喋ろうとしない。 普段でかい声出してる癖に、こういう面もあるんだなー等と、失礼な事を考えてしまう。 木咲は本来凄い明るい奴で、声もでかい。背は小さい。 容姿もそこそこ悪くないし、歌も上…

なりたかった人 前編

――将来、貴方は何になりたいですか? 現実の世界は勿論、ドラマのような創作物の中にも、そういう台詞は溢れている。 その溢れてる言葉は『夢』と言い換えてもいい。 夢を持ってる奴は偉い。夢を目指している奴は偉い。 そんな言葉が余りに溢れているから 周…

短編 遊戯王道小説

'''閲覧注意・まともな神経や小説をこよなく愛する人が見ると不愉快になる可能性があるので、 なるべく見ないようにお願いします。''' 「ちくしょう寝坊した!このままじゃ遅刻だ…!」 遅刻を避けるため、少年は走っていた。 朝食に装着した決闘盤を咥えたま…

【久々の】月曜オフレポ  ~超融合・次元を超えたスギ伐採~【更新】

2日もサボってしまったが、何事も無かったように月曜オフレポだZE! といっても決闘中の記憶は他の事に気を取られていたせいで凄く曖昧で、とりあえず覚えてる分だけささっとやらせてもらいます。 ―――勿論、重度の花粉症のせいで ある人は言っていた…スギ…

【小説風】光龍さんと光の竜 【厨ニレポート】

厨ニが苦手な方はもどるボタンを押してください。目が潰れます。 「トルネードの効果発動!!」 アサルトさんのトルネードの効果が、俺の光龍を襲う。 彼の場には風のHEROであるトルネードの他に、戦闘で無類の強さを持つ<ライトエンド>が存在している……

『本当にあった熱い決闘』  【光龍】VS【E.HERO】  後編

※初見の人はわけがわからんと思うので一つ前の記事に飛ぶか、ここのblogから退避してください ―――思えば、この決闘ではかなりの攻防があった。 <未来融合>を見事に次ターンに<ライトジャスティス>で破壊されたり トルネードの半減効果を食らった直後に、…

『本当にあった熱い決闘』 【光龍】VS【E.HERO】  前編

※この記事はオフレポを厨ニっぽく小説風にまとめたものです。 厨ニが苦手な方は戻るボタンを押し、すみやかに就寝してください。 さて、アルカナさんと決闘をしていた俺だが…。 「現れろ光龍!そして大嵐発動!」 (これが通ればCドラゴンで守備のシャイニ…

遊戯王イレブンGX PP販促嘘小説

SIN青眼の白龍…。その圧倒的な力を操るパラドックスの前に、十代は圧倒されていた。 「見たかい?SINこそが地上最強の力…。信じる心など、何の力も与えてはくれない。」 「おまえが何と言おうと、俺はデッキのみんなを信じる…。ドロー!」 その時手札や場に…

ポケットモンスターHGSS外伝 『罪悪感を君に』

―――今日も、ここに来てしまったか…。 悩み事や考え事があると、つい無意識に足が向いてしまう。 それは私が生きてきた上で…。息をする事と同じくらい、残念な事に自然な事だった。 私の悩みと言うのは、簡単に言ってしまえば「仕事が上手く行かない」といっ…